ラジエーションハウス2を第一話から視聴したい！見逃し配信動画を確実に見る方法

約束から2年後。

プロジェクトが一段落した五十嵐唯織は、日本に帰国し、甘春総合病院への復帰を望んでいました。

ですが、院長だった大森渚の後を引き継いだ新院長の灰島将人は、甘春総合病院の合理化を実施します。

合理化に伴い、「放射線科医はいらない」と言うことで、読影はすべて外部の「遠隔画像診断センター」に委託してしまうのでした。

ラジエーションハウスの規模が縮小され、黒羽たまき、軒下吾郎、威能圭、悠木倫は、甘春総合病院を辞めて別の病院などに転職していたのです。

そんなある日、ヴァイオリニストの宝生真凛がリサイタル中に倒れてしまいます。

客席にいた院長の灰島は、宝生真凛を甘春総合病院へ救急搬送することに。

一方で、ラジエーションハウスで働く広瀬裕乃は、最近様子がおかしかった小野寺俊夫が「認知症予備軍」だと診断されたことを知ります。

そして、小野寺が今まで通りに仕事を続けていくためには周りのサポートが必要と考え、バラバラになってしまったかつての仲間に助けを求めますが、たまきたちの反応は冷ややかなものでした。

同じ頃、唯織は甘春杏の父親でもある前々院長の甘春正一を訪ねていました。

そこで唯織は、杏がすでに甘春総合病院にはいないことを知ることに。

そんな折、仕事を終えて帰路についた杏は、妊娠中の森迫由美が腹痛に襲われ苦しんでいるところに遭遇します。

実は、由美はかつて唯織たちが命を救った世界的な写真家・菊島亨の娘だったのです。

そこに偶然、唯織が現れるのでした！

陸上大会中にてんかん発作を起こし転倒し、頭部を強打した12歳の小学生のCT検査依頼が、唯織たちのもとへ入ります。

小学生・速川走太は元陸上のオリンピック選手だった両親を持ち、一つ下の妹とともに数々の大会で優勝するなど、日本の陸上界の未来を担う才能として注目されている選手です。

走太はてんかんの治療中で、以前から甘春総合病院の脳外科に通院していました。

走太のCT画像を読影した杏は、薬物療法が上手くいかなくなっているため外科手術を選択する可能性に言及します。

そんな手術は受けさせられないと走太の父親は反対。

そこで、唯織は少しでも治療の選択肢を増やすために詳しい検査をしてはどうかと提案するのでした。

同じ頃、裕乃は庭の手入れ中に転落した患者・柳田哲平の検査を担当。

ですが、柳田は異常もないのに大袈裟に騒ぎ立てては裕乃を困惑させてしまいます。

「世の中には、どうしても治したくても、治せない人だっているのに」と世の中の不条理に怒りも覚える裕乃だったのです。

唯織は、辻村が杏を美術館デートに誘ったと知って動揺していました。

辻村は、唯織の前にやってきて杏に想いを伝えたことを明かし、「僕の方が一歩リードです。」と告げます。

同じ頃、軒下はマッチングアプリで知り合った絶世の美女からデートの約束をすっぽかされて荒れていました。

その日、軒下は右足にギプスをはめた患者・荒井和真のレントゲン検査をします。

その際に、和真に付き添っていた幼馴染みの宮本すみれが軒下のIDを見て声をかけてきました。

なんと、デートの約束をすっぽかした絶世の美女はすみれだったのです！

すみれは、和真がスケートボードの練習中に転倒して怪我をしたと聞き、病院に付き添っていたためデートに行けなかったとのことでした。

デートをすっぽかしたことを軒下に詫びると、「早くお会いしたいと思っていた」と偶然の出会いをすみれは喜びます。

すっかり上機嫌になった軒下。

さらには、すみれは「埋め合わせをしたい」と軒下をデートに誘うのでした。

そんな折、唯織はすみれが和真と別の入院患者を見間違える場面に遭遇。

その時、近くにいた外来患者・丸井耕吉が激しく咳き込んで倒れてしまいます。

唯織たちはすぐに丸井のレントゲン検査を行うも、喫煙歴50年の丸井の右下肺には腫瘤影が映っていたのです。

生死を彷徨う患者の命を救えるのでしょうか！？

また、唯織と杏の恋にも進展があるようです！

唯織たちが働く甘春総合病院のラジエーションハウスに、突然たまきの母・るり子が訪れます。

娘に結婚してほしいるり子は未だ独身のたまきを心配し、親同伴のお見合いをセッティングしてくれる結婚相談所のパンフレットを無理矢理手渡します。

誰とも結婚を望まないたまきは反発し、そんなたまきにるり子は「今結婚しないと、一生独身で孤独死まっしぐらだ！」と言い放つ。

実は、前の日の晩に、るり子は自宅でぎっくり腰を起こし、頼る人がいないので小野寺に助けを求めたところだったのです。

そんな中、堀田成美が弁護士の夫・誠司に付き添われて救急搬送されてきます。

成美は2人の子供に恵まれ、パティシエの仕事は辞めて、今は育児に専念しているとのこと。

腹痛を訴えていた成美のレントゲンを診た杏は、便秘だと判断します。

成美は人よりも腸が長いこともあって、便秘になりやすい体質でした。

それを聞いた唯織は、便秘の原因の1つに大腸がんもあることから、40歳になる成美の年齢も考えて一度大腸がんの検査をすることを勧めるように杏に進言します。

杏も、成美に検査を勧めますが、夫婦は検査を拒否するのでした。

ラジエーションハウス共用の冷蔵庫が故障してしまいます。

ちょうど病院では、経営陣に新しい医療機関や備品の購入許可を求める『備品選定委員会』が行われていました。

小野寺は院長の灰原に冷蔵庫の申請をしましたが、「それ相当の成果を出してからにしろ」と言われてしまう。

そんな折、小野寺は灰原から呼び出され、人件費削減の為に技師の中から早期退職者を1人選ぶように命じられてしまいます。

ですが、小野寺はこれを拒否し考え直してほしいと訴えます。

すると灰原は、セレブをターゲットととした、高いサービスを提供するプレミアム人間ドッグの導入を指示するのでした。

小野寺は、ラジハメンバーには早期退職者の話しは伏せて、プレミアム人間ドッグを運営する『帝光クリニック』への見学を提案します。

一泊二日で高級温泉旅館に行けるとあって、技師達は同行を希望し、さらには杏までも見学に行きたいと願い出るのでした。

くじ引きの結果、唯織、杏、裕乃、田中、小野寺の5人で『帝光クリニック』への見学へ行くことに。

至れり尽くせりのプレミアム人間ドッグで大満足の5人でしたが、あるトラブルが発生！

今後のラジエーションハウスの方針について「お金がないとやっていけない」と言う小野寺に対して、唯織たちは違和感を覚えるのでした。

唯織と辻村の杏をめぐる静かなバトルが続いていました。

ある日、辻村は唯織の前で杏をランチへと誘い一緒に出掛けます。

そんな中、灰原より至急戻るように連絡が入ります。

辻村は医療過誤で訴えられたのでした。

同じ頃、ラジエーションハウスでは田中が男性患者のMRIを行っていました。

その様子を見ていた軒下が、自分が撮り直すと言って患者に許可をもらって再検査を実施しました。

その男性患者こそが、辻村を医療過誤で訴えている弁護士の武藤健だったのです。

武藤は精密検査を受けるフリをして、甘春総合病院に潜り込みスタッフたちの仕事ぶりや設備についてチェックしていたのでした。

武藤は辻村が重大な病気を見逃したとだけ告げると、ラジハメンバーに思い当たることがあれば連絡してほしいと頼みます。

エリート医師は自分の過ちを認めず、自分を守るためにも隠蔽に手を染めるものだと決めつけたように武藤は言います。

ラジハメンバーのもとを訪れたのは、地位や名誉に関係のないスタッフであれば本当のことを話してくれるであろうと信じてしるからだとのこと。

これを聞いた裕乃やたまきたちは、自分たちが見下されているような不信感を抱きます。

実は武藤には、医師達を敵視する理由があるのでした。

唯織のもとへ離島で暮らしている杏の父親・正一が、ある一枚の画像を持って突然訪ねて来ました。

その画像には、外科手術も不可能なほど進行している膵臓がん写っていたのです。

同じ頃、悠木は昼食の時間も惜しんでIVRの動画を見るなど熱心に勉強を続けていました。

そこにやってきた鏑木は、悠木に一部の患者からのクレームが寄せられていることを告げ、態度を改めるように指示します。

技師長不在で、急遽技師長代理を任されたたまきも悠木に注意をするも、時間通り検査をする方が患者のためだと反発。

そんな中、心筋梗塞を起こして路上で倒れていた男性・今井陽一が救急搬送されてきます。

陽一は、精巣がんが全身に転身しており、抗がん剤治療も効果がみられなかったため、現在は緩和ケアに切り替えていたのです。

心筋梗塞を起こしたのも、抗がん剤治療で血管が詰まりやすくなっていたためだと思われていました。

一方で、杏は正一に膵臓がんだと知らされます。

でも正一は、積極的な治療を受けるつもりはないとのこと。

島に渡った時、医師で有り続けるため白衣を最後まで脱がないと決めたという正一。

杏はショックを受けながらも、他の病気であることを信じようとしていたのでした。

杏のインタビュー記事が載った雑誌が発売され、放射線科医としてのやりがいを生き生きと笑顔で話す様子の写真に夢中の唯織。

同じ頃、裕乃は鏡に映る自分の頭皮に10円ハゲを見つけてしまい大ショックを受けていました。

そんな裕乃もとへ高校時代の担任だった熊田太志が訪れます。

学校で具合の悪くなった生徒に付き添って病院にやって来た熊田は、そのついでに、裕乃に母校での講演会のお願いをします。

進路に悩む後輩達に放射線技師の仕事について話してほしいとのことでした。

そこで唯織は参考になればと、裕乃に杏の記事が載っている雑誌を手渡します。

「恋に仕事に負けっぱなしだな」と軒下に嫌味を言われ、ますます劣等感が募るの裕乃。

そんな裕乃は熊田が連れてきた女子高生・花倉乃愛の検査を担当することに。

乃愛は3ヶ月前から急にふらつくようになったそうで、痩せているものの下っ腹だけがポッコリ出ているのを隠すように手で押さえていました。

乃愛のMRIの検査の様子を見ていた唯織は、検査室に入るなり妊娠の有無を聞きます。

妊娠なんてしていないと怒った乃愛に、今度は乃愛の頭を見てウィッグなど付けていないかと質問。

実はウィッグを付けていた乃愛が仕方なくウイッグを外すと、なんと乃愛は白髪交じりのグレーヘアだったのです！

杏は、「僕がずっと心から尊敬している医者は、甘春先生、あなたですから」と唯織に言われた言葉がずっと頭から離れない。

唯織が研究チームの一員だったピレス教授の研究サイトを見ていた杏は、『留学生の募集』に目を止めます。

一方で、田中は最新の撮影技術を考案したと脳外科医の渋谷に自分を売り込みますが、基礎ができていないと指摘され落ち込んでしまいます。

そんな田中に追い打ちをかけるかのように、別れた元妻より「再婚する」というメールが届くのでした。

ある日、ラジエーションハウスに医療メーカーの営業マン・山田福造がやって来ます。

山田は造影剤の営業に来ていたが、小野寺に十分に在庫があるからと追い返されていました。

帰ろうとしていた山田に唯織が声をかけます。

実は唯織は山田の左の耳が聞こえにくくなっていることに気づいていたのです。

そんな中、田中は山田と知り合い、名前に同じ「福」がついているにも関わらず、不幸続きだという境遇も似ていることから意気投合。

その際、山田は実家で寿司職人をしている父親から後を継いで欲しいと言われていることを明かすと、冗談で一緒にやらないかと田中を誘います。

元妻に再婚されて傷心していた田中はこの話しに食いつくのでした。

「皆さんの力を借りる時が来ました」と、唯織たちのもとを訪れた渚は、胎児の心エコー画像を見せ、協力を求めます。

この胎児は、「純型肺動脈閉鎖症」を起こして心臓から肺に血液が行かなくなっており、場合によっては生後もって数日の命だったのです。

母親は、503号室に入院中の妊婦・池田しずく。

しずくは、心臓カテーテルでの治療を望んでいて、心臓を正確に把握できる画像が必要だというのです。

するとそこに、鏑木が現れ、灰島の決定により渚をこの患者の担当から外すと告げます。

灰島は、新生児への心臓カテーテル治療は前例がないと言って認めず、外科手術で対処するよう指示していたのです。

実績のある外科的アプローチの方が無難な選択肢にも関わらず、裕乃たちは、何故、渚がカテーテル治療にこだわるのか疑問を抱きます。

そこで唯織は、循環器内科が専門の渚が、ワシントンに留学中に小児の心臓カテーテルについて学んでいたことに触れる。

そんな中、しずくのカルテに胎児の腹部エコー画像が追加され、それを見て何かに気づいた唯織は、渚のもとへ向かう。

その途中、唯織は郷田一平という男から、眼科はどこかと尋ねられます。

唯織の顔を見つめると、一平は、どこかで会ったことはないかと言い出すのでした。

唯織と杏は、小学校の同級生だった郷田一平と再会。

唯織との記憶を失っていた杏は、唯織が同じ小学校の同級生だったという一平の言葉で、過去の記憶を思い起こそうとします。

杏の記憶がよみがえるかと思われたその時、一平は突然意識を失って倒れてしまう。

頭部CT検査の結果、一平の左中大脳動脈に血栓閉塞が見つかる。

さらには、一平が甘春総合病院で眼科や皮膚科、消化器内科など、いくつもの科を受診していることが発覚するのです。

杏たちは、何か別の病気が隠れている可能性を考えて追加の検査を行うことに。

軒下は、各科の担当医に、急患のためオーダーを受けていた検査が遅れることを説明して頭を下げます。

医師達は、脳外ばかり優先されていると反発。

その背景には、院長の灰島が今年度の収支データをもとに来年度の予算を決めると発表したことがあったからでした。

一方で、一平の病室を訪れる唯織、そこで一平が唯織の存在を忘れていた杏のことについて触れます。

杏は、転校する唯織を駅まで見送りに行った帰りに事故に遭い、そこで兄を失っていたのでした。

「唯織はね、世界一のカメラマンになって、私のお手伝いをするの」と幼い頃に結んだ杏との約束。

夢をかなえて今この場にいる喜びを分かち合いたいと思う一方で、自分がいることで杏にとって記憶にふたをしたつらい思い出も一緒に思い出すことになると考える唯織。

そこで、唯織が出した選択とは！？